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仏・第2四半期雇用統計は失業率が7.4%に0.1ポイント悪化
概要：フランス国立統計経済研究所（INSEE）が4-6月期の雇用統計を12日に発表し、第2四半期の失業率は前回から0.1ポイント悪化し7.4%となりました。
フランス国立統計経済研究所（INSEE）が4-6月期の雇用統計を12日に発表し、第2四半期の失業率は前回から0.1ポイント悪化し7.4%となりました。失業者数は230万人となり、3ヶ月で29,000人ほど増加。2021年の第4四半期の水準へ戻りました。
INSEEによると、若者の失業率は上昇した一方、コロナウイルス感染拡大前の水準を大幅に下回っています。25-49歳ではほぼ横ばいとなり、50歳以上の失業率は0.3ポイント低下しました。
また、同日発表されたフランスのCPI（前年比）は6.1%となり、前回値と一致しました。
本日はユーロが相対的に弱含んでおり、同じ欧州通貨のポンドが強含んでいる中、ユーロの上値は重くなっています。昨日90pipsほど上昇したユーロ米ドルは、本日のアジア時間で横ばい推移となっており、現在は1.0314付近で推移しています。指標発表後に下振れたものの持ち直し、再度上方向を探る値動きに入っています。
ユーロ米ドルは、日足ベースで1ヶ月近く続いたレンジ相場を実体足で上抜けし、直近ネックラインの1.0368まで上昇しています。1.0368のネックラインを上抜けするのか、欧州時間にかけての指標発表と照らし合わせつつ、注意深く見守りましょう。
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