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概要:ヘッジファンドのエレメント・キャピタル・マネジメントは投資家に資金引き揚げを促し、拒否する一部の投資家には強制的に償還している。同社は運用資産を約30億ドル(約4000億円)減らす考えだ。
ヘッジファンドのエレメント・キャピタル・マネジメントは投資家に資金引き揚げを促し、拒否する一部の投資家には強制的に償還している。同社は運用資産を約30億ドル(約4000億円)減らす考えだ。
事情に詳しい複数の関係者によると、2年連続でリターンがマイナスに陥ったエレメントは、規模が大きくなり過ぎたと考えており、こうした措置で機動性が増すとみている。エレメントの担当者はコメントを控えた。ジェフリー・タルピンズ氏率いる同社の運用資産は1月時点で126億ドル。
ヘッジファンドの顧客は一般に、運用成績が低迷した翌年に解約を強制されるのを嫌う。ファンドは損失を出しながら運用手数料(エレメントの場合は資産の2%)を得たことになる。ファンドがいわゆる「ハイウオーターマーク」を回復するまで成功報酬は徴収されないが、投資家は完全に資金を引き揚げた場合、損失を取り戻す機会を逃す。エレメントは2019年に成功報酬を40%と、業界標準の2倍に引き上げた。
エレメントは3月末まで無制限の資金引き出しを認めることで顧客に解約を促したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2月に報じた。関係者の1人によると、31日までに予想される償還の約8割は任意的で残りは強制的なものだ。同社は運用資産が約85億ドルになった時点でこの過程を終える方針という。今年最初の2カ月の投資損失で運用資産は113億ドルに縮小した。
グローバルマクロ戦略を採用する同ファンドは20年のリターンがプラス18.8%に達したが、その後の2年間は8.9%、3.4%のそれぞれマイナスだった。今年に入ってからはマイナス約9%。
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