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概要:22日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続伸。経済対策で新たな歳出法案がまとまる可能性や新型コロナウイルスのワクチン開発への楽観が、米中摩擦エスカレートへの懸念に勝った。米国債は長めの年限が買われた。ドル指数は一時、3月以来の低水準。
22日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続伸。経済対策で新たな歳出法案がまとまる可能性や新型コロナウイルスのワクチン開発への楽観が、米中摩擦エスカレートへの懸念に勝った。米国債は長めの年限が買われた。ドル指数は一時、3月以来の低水準。
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S&P500種は5カ月ぶり水準に上昇。公益や不動産、資本財・サービスの上昇が目立った。トランプ政権と上院共和党が失業保険の上乗せ給付を短期間延長する可能性を協議していると、関係者が明らかにした。早い時間帯には、米国がテキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命じたと伝わったことが弱材料になっていた。
S&P500種は前日比0.6%高の3276.02。ダウ工業株30種平均は165.44ドル(0.6%)高の27005.84ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時2分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの0.60%。
クロスマーク・グローバル・インベストメンツのチーフ市場ストラテジスト、ビクトリア・フェルナンデス氏は、ボラティリティーは高いが、投資家は数多くの相場変動要因を受け流してもいると指摘した。
製薬大手ファイザーの株価は急伸。同社と独バイオNテックが共同開発する新型コロナウイルスワクチン1億回投与分の供給を米政府が確保し、最大5億回投与分の追加取得でも合意した。企業決算も引き続き注目を集め、慎重な見通しを示したテキサス・インスツルメンツ(TI)は株価が下落した。
為替市場ではスイス・フランが金相場の上昇につれて買われた。ドルは対フランで一時0.5%下げ、3月10日以来の安値を付けた。ユーロも堅調。モメンタムの買いや押し目買いの需要で上昇基調が続いた。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.4%高の1ドル=107円20銭。ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.1573ドル。
ニューヨーク原油先物相場は小反落。在庫統計で需要の弱さが明らかになり、朝方は一時1.9%下げたが、ドル安と米株式相場の堅調に助けられ、下げをほぼ埋めて引けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前日比2セント安い1バレル=41.90ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は、3セント下げて44.29ドル。
ニューヨーク金先物相場は4営業日続伸。過去最高値への距離をさらに縮めた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比で1.1%高い1オンス=1865.10ドル。新型コロナ感染の再拡大や、成長減速、マイナスの米実質金利、政治的緊張、ドル安などを背景に、貴金属市場には投資資金が逃げ込んでいる。銀の買い材料には供給不安が加わり、この日は一時8%を超える値上がりとなった。
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